はじめに
二十四節気の最後を飾る「大寒(だいかん)」は、
毎年1月20日頃です。
一年で最も寒さが厳しくなる時期です。
冷え込みが一段と増し、
全国的に氷点下を記録する日も
多くなります。
しかし、自然界ではすでに
春の兆しが静かに芽吹き始める頃
でもあります。
寒さの中にも、
確かに季節の移ろいが感じられるのが
この時期の魅力です。
この記事では、
そんな「大寒」の意味や特徴、
三つの候(初候・次候・末候)に
まつわる自然の変化、
そしてこの時期ならでは
の風習や注意点について紹介します。
ぜひ、暮らしに役立ててみてくださいね。

大寒とは
2026年の大寒は1月20日(火)
大寒は毎年1月20日頃ですが、
次の二十四節気の「節分」までの
15日間を表す場合があります。
15日を5日ずつ
初候(しょこう)
次候(じこう)
末候(まっこう))
の三つに分け、
それぞれの頃の自然界の色々な
営みを言葉で表します。
*大寒の初侯
時期:1月20日~1月24日頃
この時期の言葉:
款冬華
(ふきのはなさく)
意味:
・凍りづいた地面に蕗ふきの花が
咲き始める頃。
厳しい寒さの中で、動植物は
春に向けて動き始めています。
・各地で七福神巡りができます。

*大寒の次候
時期:1月25日~1月29日
この時期の言葉:
水沢腹堅
(さわみずこおりつめる)
意味:
・沢の水が厚く張りつめ、
厳しい冬ならではの風景が
見られる頃。
気温が氷点下に達する地域が
多いのもこの時期です。
・冬景色の中で、千両、万両が
赤い実をつけます。

*大寒の末候
時期:1月30日~2月3日頃
この時期の言葉:
鶏始乳
(にわとりはじめてにゅうす)
意味:
・鶏が小屋に入って卵を産み始める頃。
鶏は本来冬には産卵しないで、
春が近づくと卵を産むことから、
卵は春の季語になっています。
・大寒の終わりは節分です。

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二十日正月
大寒にあたる1月20日は
「二十日正月(はつかしょうがつ)」
といって
正月の行事の祝い納めをして、
骨休めをする日です。
1月20日の朝早くには、
正月にお迎えした神様が、
それぞれの場所に帰るとされています。
元々1月20日は「鏡開き」が行われていた日で、
武家社会では「刃柄(刀の刃と柄)を祝う」
として鎧兜に供えた具足餅※を食べる習慣が
ありました。
※具足餅
正月に鎧や兜などの武具を飾り、
その前に供えた鏡餅のことです。
正月用の「塩ぶりや塩じゃけ」もこの頃には
終わるので、残った骨や頭を粕漬にして
大根などと煮て食べる習わしもありました。
骨まで食べつくすことから、
「骨正月、頭正月」とも言われています。
また、
小正月(1月15日)に実家に帰った嫁が
二十日正月に嫁ぎ先に戻るという
しきたりもありました。
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大寒の頃に注意したいこと
この時期に特に多く発症する
冬季うつ(季節性うつ)に注意が必要です。
日照時間が短くなると発症しやすくなると
考えられています。
症状:
・寝すぎや食べ過ぎになる
・炭水化物が食べたくなる
・集中力がなくなり無気力になる
・物事に興味がなくなる
・不安やイライラする
改善法:
・意識して太陽の光を浴びる
・規則正しい生活を試みる
・心を休ませ、ストレスの少ない環境作り
・改善できないようでしたら
医療機関での受診をしてみてください。
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おわりに
大寒は、
寒さの厳しさの中に春の兆しが見え隠れする、
季節の節目となる時期です。
三つの候や伝統的な習わしを知ることで、
日々の暮らしに季節感を取り入れる
ヒントが見つかるかもしれません。
ぜひ、
日常の中で大寒の魅力を感じてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
参考書籍:
株式会社講談社発行
岩下宣子著
日本人なら知っておきたいしきたり大全


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