どん底から這い上がれ【野村再生工場が導く】再生の道

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野村克也は、4球団で監督を経験しています。


監督を引き受けた時点では、
4球団すべてが戦力が整っていませんでした。


最初の監督就任は、
南海ホークス(現ソフトバンク)の
プレーイングマネージャーとしてですが、
当時の南海は、黄金時代を支えてきた
投手陣が引退などで、チームを去っていて
戦える戦力ではありませんでした。


そこで野村克也が考えたのが、
他球団で芽が出なかったり、
くすぶっている選手、
かつてはチームの主力だったが低迷している
「どん底を味わっている選手」を獲得し、
適切なアドバイスをして再生することでした。


これがいわゆる「野村再生工場」の始まりで、
ここから出た名言が
「どん底を味わった人間だけが、変わる勇気が持てる」
です。


今回は
「野村再生工場」
「どん底を味わった人間だけが、変わる勇気が持てる」
を紹介します。


日常の生活や学校、職場で活用して頂ければ幸いです。






野球 キャッチャー3
野村克也は常々「自分は不器用」と言っていました







「野村再生工場」は、
実績はあるがケガなどで結果が残せない選手に
「現状ではダメ」ということを
「気づかせ、変わるように」アドバイスし
「どん底を味わった人間だけが、
変わる勇気が持てる」
状態にします。


例えば、
過去に「スピード」で勝負していた投手に
「スピード」だけでは勝負できないことを
気づかせ「キャッチャー野村」の目から見て
有効な変化球を覚えさせることです。


何事にも言えますが、人に言われて行うことは、
自分の身につきません。


自分から積極的に変化を求める必要があります。


しかし、若さや才能だけで活躍できているときは、
聞く耳を持ちません。


このような選手が、紆余曲折を経て
壁に突き当たったり、不振に陥ったときに
必死にもがき苦しみます。


このような選手を探しだし、
「野村再生工場が稼働」します。


野村克也は常々「自分は不器用」と言っていました。


不器用ゆえに、同じ壁に突き当たった選手に
アドバイスができ「変えさせる」ことができるのです。


また、トレードや自由契約※になって
野村克也の下に来た選手は、
正に「どん底を味わっている」状態で
「今のままでは野球人生が終わる」
ことをよく分かっています。


だから、
必死になって「再生」の道を探しているので、
アドバイスに素直に従うことができ、
「再生」できます。


野村克也のアドバイスは適切ですが、
どん底の選手が、切羽詰まった心理状態で
話しを聞く耳を持つので、
「野村再生工場」は難しくなく稼働できるのです。


※自由契約
プロ野球選手が特定の球団と契約していない状態で、
どの球団とも自由に選手契約を結ぶことができる
状態のことです。

このままどこ球団とも契約できなければ
引退となります。









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(1)南海ホークス時代


①江本孟紀(えもとたけのり)

・東映フライヤーズ(現日本ハム)から移籍。
いきなり16勝を上げる。


②山内新一(やまうちしんいち)

・巨人から移籍。いきなり20勝を上げる。


③松原明夫(まつばらあきお)
後の福士敬章(ふくしひろあき)

・巨人から移籍。7勝を上げる。




(2)ヤクルトスワローズ時代


①田畑和也(たばたかずや)


・福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)
から移籍。12勝を上げる。



②小早川毅彦(こばやかわたけひこ)


・広島東洋カープより移籍。
(広島の中心打者だったが直近3年間は
出場機会が少なくなった)復活。



③辻発彦(つじはつひこ)


・西武ライオンズを自由契約になる。
野村克也の下で野球がしたいと入団。
1年目に3割を打つ。



④廣田浩章(ひろたひろあき)


・福岡ダイエーホークスから移籍。
1年目に中継ぎとして59試合に登板。



⑤野中徹博(のなかてつひろ)


・中日ドラゴンズより移籍。
1年目に中継ぎとして44試合に登板。



⑥金森栄治(かなもりえいじ)


・阪神タイガースから移籍。
主に代打として活躍。若手の見本として貴重な戦力。



⑦吉井理人(よしいまさと)


・近鉄バファローズから移籍。先発として活躍。



⑧松田慎司(まつだしんじ)


・ダイエーから移籍。ショートリリーフで活躍。



⑨大野雄次(おおのゆうじ)
・巨人から移籍。代打で活躍。



⑩金沢次男(かなざわつぎお)
・日本ハムファイターズから移籍。
中継ぎとして活躍。

ローテーションの谷間には先発も。


⑪広永益隆(ひろながやすたか)
・ダイエーより移籍。
代打の切り札として活躍。








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(3)阪神タイガース時代


①遠山昭治(とおやましょうじ)


・ロッテオリオンズから移籍。
中継ぎとして活躍。



②伊藤敦規(いとうあつのり)


・横浜ベイスターズから移籍。
中継ぎとして活躍。



③成本年秀(なるもととしひで)


・ロッテから移籍。中継ぎとして活躍











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(4)東北楽天ゴールデンイーグルス時代


①山﨑武司(やまさきたけし)

・オリックスブルーウェーブ(現バファローズ)

から移籍。打撃復活。


②川岸強(かわぎしつよし)


・中日から移籍。中継ぎとして活躍。



③土屋鉄平(つちやてっぺい)


・中日から移籍。レギュラー獲得、3割打者に。



④小山伸一郎


・中日から移籍。抑えとして活躍。



⑤小倉恒(おぐらひさし)


・楽天を戦力外となるが、
監督就任直後のトライアウトで
野村克也の目に止まる。
中継ぎ、抑えとして活躍。





野村克也は現役引退後、
ヤクルト、阪神、楽天の監督を歴任しました。
どの球団でも
「野村再生工場」で「どん底を味わった人間」が
考えを変え、
初めて又は再び脚光を浴びるようにしました。

改めて野村克也らしい頭を使った指導法に
感服しました。






野球 打者
必死になって「再生」の道を探しているので、
アドバイスに素直に従うことができ、
「再生」できます







「どん底を味わった人間だけが、変わる勇気が持てる」
は私たちが生活、勉強、仕事をしていく上でも
当てはまる言葉です。


現状に満足していると、
変わることが怖くなります。


変わらなくても
生活していけるかもしれませんが、
成長はストップし、逆に後退します。


これがプロ野球の世界では「戦力外」
つながります。


そのようにならないために、
常に好奇心を持ち、固定観念を持たずに
柔軟な姿勢で生活、勉強、仕事を
していかなければなりません。


変化を恐れず、自分自身が「再生工場」となり、
生活、勉強、仕事をしていきましょう。






最後まで読んで頂きありがとうございます。

参考書籍:KKベストセラーズ発行・野村克也著
「理は変革の中にあり」








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